トマス・モアは、イギリスの法律家・思想家・政治家です。国王ヘンリー8世のもとで大法官を務めましたが、国王を教会の最高の長とすることを認めなかったために反逆罪に問われ、処刑されました。のちにカトリック教会の聖人に列せられています。
1516年に出版した『ユートピア』は、財産を共有し、争いのない理想の島国を描いた作品で、「ユートピア(どこにもない場所)」という言葉はここから生まれました。その反対の意味をもつ「ディストピア」という言葉も、このユートピアをもとに作られています。
人物事典
トマス・モア
とます・もあ
トマス・モアに関わる図鑑項目
1件ディストピア
でぃすとぴあ
理想郷(ユートピア)の反対で、徹底した管理や監視、抑圧によって人々の自由が奪われた社会のこと。『1984年』などの小説で知られ、現実の監視技術や陰謀論と結びつけて都市伝説的に語られることもある。