アタナシウス・キルヒャーは、ドイツ出身のイエズス会の司祭・学者です。ローマを拠点に、エジプトの象形文字、地質学、音楽、医学、光学などあらゆる分野を研究し、「最後の万能人」とも呼ばれます。地球内部の火や水の流れを論じた『地下世界』などの著作があります。
エジプトの象形文字の解読に取り組んだことで知られていたため、プラハの学者から『ヴォイニッチ手稿』を送られ、解読を依頼されたと伝えられます。手稿に挟まれていた1665年(または1666年)の手紙は、キルヒャーにあてたものでした。
人物事典
アタナシウス・キルヒャー
あたなしうす・きるひゃー
アタナシウス・キルヒャーに関わる図鑑項目
1件ヴォイニッチ手稿
ゔぉいにっちしゅこう
誰にも読めない文字と、実在しない植物や裸の女性たちの奇妙な挿絵で埋め尽くされた15世紀の写本。1912年に古書商ヴォイニッチが発見した。暗号説・人工言語説・偽書説などがあるが、今も解読されていない。