カール・リヒャルト・レプシウスは、ドイツ(プロイセン)のエジプト学者で、近代エジプト学の基礎を築いた一人です。1842年から1845年にかけてプロイセン王国の調査隊を率いてエジプトとスーダンの遺跡を調査し、その成果を大型の図録『エジプトとエチオピアの記念物』にまとめました。
1842年、イタリアのトリノにあったパピルスをもとに古代エジプトの葬祭文書を出版し、これに「死者の書(Todtenbuch)」という名前を付けました。この呼び名が広まり、『死者の書』として知られるようになりました。
人物事典
カール・リヒャルト・レプシウス
かーる・りひゃると・れぷしうす
カール・リヒャルト・レプシウスに関わる図鑑項目
1件死者の書
ししゃのしょ
古代エジプトで、死者が冥界を無事に旅して楽園に入れるよう、ミイラとともに墓に納められた呪文集。パピルスに書かれ、死者の心臓を羽根と天秤で量る「最後の審判」の場面が有名。本来の題は「日のもとに出現するための書」。