ウィルフリッド・ヴォイニッチは、現在のリトアニア(当時はロシア帝国領)に生まれたポーランド系の古書商です。若いころはロシア帝国に対する独立運動に加わってシベリアに流刑となり、脱出してロンドンに渡りました。その後、古書商として成功し、ロンドンやニューヨークに店を構えました。
1912年、イタリアで手に入れた謎の写本は、のちに彼の名をとって『ヴォイニッチ手稿』と呼ばれるようになりました。ヴォイニッチは生涯この写本の解読を願いましたが、果たせませんでした。妻のエセル・リリアン・ヴォイニッチは、小説『あぶ』の作者として知られる作家です。
人物事典
ウィルフリッド・ヴォイニッチ
うぃるふりっど・ゔぉいにっち
ウィルフリッド・ヴォイニッチに関わる図鑑項目
1件ヴォイニッチ手稿
ゔぉいにっちしゅこう
誰にも読めない文字と、実在しない植物や裸の女性たちの奇妙な挿絵で埋め尽くされた15世紀の写本。1912年に古書商ヴォイニッチが発見した。暗号説・人工言語説・偽書説などがあるが、今も解読されていない。