張角は、中国・後漢末期の宗教指導者で、道教系の宗教集団「太平道」を率いた人物です。病人に罪を告白させ、お札を浸した水を飲ませて病を治したといわれ、各地で数十万の信者を集めました。
184年、「蒼天すでに死す、黄天まさに立つべし」と唱えて、黄色い頭巾をつけた信者たちとともに反乱を起こしました(黄巾の乱)。自らは「天公将軍」と名乗りましたが、反乱のさなかに病死したとされます。小説『三国志演義』では、仙人から妖術の書『太平要術の書』を授かった人物として描かれています。
人物事典
張角
ちょうかく
張角に関わる図鑑項目
1件太平要術の書
たいへいようじゅつのしょ
『三国志演義』で、黄巾の乱を起こした張角が仙人から授かったとされる妖術の書。風を呼び雨を降らせる術が書かれていたという。モデルとなったのは、後漢の時代に実在した道教の経典『太平経(太平清領書)』とされる。