ジョージ・リプリーは、15世紀イギリスの錬金術師で、ヨークシャーのブリドリントンにあったアウグスティノ会の修道院の聖職者でした。若いころにイタリアなどで学んだと伝えられます。
錬金術の奥義を12の門にたとえて説いた詩『錬金術の構成』を国王エドワード4世に献じ、イギリスを代表する錬金術師として名声を得ました。その名声から、彼の死後に作られた錬金術の絵巻も『リプリー・スクロール』と呼ばれるようになりました。
人物事典
ジョージ・リプリー
じょーじ・りぷりー
ジョージ・リプリーに関わる図鑑項目
2件錬金術
れんきんじゅつ
鉛などの卑金属を金に変えたり、不老不死の薬を作ったりしようとした古代から近世の技術・思想。古代エジプトのアレクサンドリアで生まれ、イスラム世界を経てヨーロッパで発展した。目的は果たせなかったが、実験の技術は近代化学の土台になった。
リプリー・スクロール
りぷりーすくろーる
15世紀イギリスの錬金術師ジョージ・リプリーの名を冠した、長さ数メートルの錬金術の絵巻。賢者の石を作る過程が、竜や鳥、錬金術師などの象徴的な絵と詩で描かれている。16〜17世紀の写しが20点ほど残る。