カール・グスタフ・ユングは、スイスの精神科医・心理学者で、「分析心理学」を作り上げた人物です。はじめはフロイトとともに精神分析の研究を進めましたが、のちに独自の道を歩みました。
ユングは、人類に共通する心の深い層「集合的無意識」と、そこに現れる共通のイメージ「元型」という考え方を唱えました。神話や錬金術の象徴を心理学的に研究し、『心理学と錬金術』などを著しています。自分の尾をくわえる蛇ウロボロスも、原初の全体性を表す元型の一つとして論じました。
人物事典
カール・グスタフ・ユング
かーる・ぐすたふ・ゆんぐ