産女
うぶめ
お産で亡くなった女性が、赤ん坊を抱いて現れるという幽霊・妖怪。通りがかった人に赤ん坊を抱かせ、重さに耐えて抱き続けた人は怪力を授かるともいう。平安時代の『今昔物語集』に話があり、各地の「子育て幽霊」の伝説にもつながっている。
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うぶめ
お産で亡くなった女性が、赤ん坊を抱いて現れるという幽霊・妖怪。通りがかった人に赤ん坊を抱かせ、重さに耐えて抱き続けた人は怪力を授かるともいう。平安時代の『今昔物語集』に話があり、各地の「子育て幽霊」の伝説にもつながっている。
ふなゆうれい
海で亡くなった人の霊が、船に近づいて「柄杓を貸せ」と言い、借りた柄杓で船に水を汲み入れて沈めてしまうという海の幽霊。底を抜いた柄杓を渡すと助かると伝えられる。嵐や霧の夜、お盆のころに現れやすいとされた。
らよろーな
メキシコなど中南米に伝わる女の幽霊。自分の子どもたちを川で溺れさせてしまった女性が、死後も「ああ、私の子どもたち」と泣きながら水辺をさまよい、子どもをさらうという。子どもに夜遅く出歩かないよう戒める話としても語られ、ホラー映画にもなった。
よつやかいだん
江戸時代の歌舞伎狂言『東海道四谷怪談』に描かれた、日本で最も有名な怪談。夫の伊右衛門に裏切られ、毒を盛られて顔が崩れたお岩が、恨みの幽霊となって復讐する。上演前にお岩をまつる神社にお参りしないと祟りがあるといわれる。
ばんしゅうさらやしき
兵庫県の姫路城を舞台にした皿屋敷の怪談。主君への謀反の企てを知った女中のお菊が、家宝の皿を隠されて罪を着せられ、井戸に投げ込まれたという。姫路城には今も「お菊井戸」が残り、「お菊虫」の伝説も伝わる。
ばんちょうさらやしき
江戸の番町を舞台にした幽霊の怪談。旗本の屋敷に仕えた女中のお菊が、家宝の皿を割った罪で殺されて井戸に投げ込まれ、夜な夜な井戸から皿を数える声が聞こえるようになったという。日本を代表する怪談の一つ。