5件
妖怪
★★★★★
日本(熊本県)
しらぬい
九州の八代海や有明海に、旧暦8月1日ごろの夜、沖合に無数の火が横一列に並んで現れる怪火。古くは『日本書紀』にも記録がある。現在では、漁船の明かりが海と空気の温度差で屈折して見える蜃気楼の一種と考えられている。
妖怪
★★★★★
日本(東京都)
きつねび
夜の山野に、ゆらゆらと揺れる火の玉がいくつも並んで現れる怪火。狐が灯す火だといわれ、狐の嫁入りの行列の提灯ともされた。江戸の王子稲荷では、大晦日の夜に関東中の狐が集まって狐火を灯すと語られた。
妖怪
★★★★★
日本
あぶらぼう
近江国(滋賀県)などに伝わる怪火。寺の灯明の油を盗んだ僧が、死後に火の玉となってさまよう姿だとされる。夏の夜、比叡山のふもとに現れたと語られる。
妖怪
★★★★★
日本
つるべび
夜の山道で、木の枝からぶら下がるように上下する青白い火の妖怪。炎の中に人の顔が浮かぶこともあるという。井戸の釣瓶のように上下することからこの名がある。
妖怪
★★★★★
日本
あおさぎび
夜になるとアオサギの体が青白く光って見えるという怪火。年を経たアオサギやゴイサギが放つ光とされ、鳥山石燕も描いた。月明かりに照らされた羽の見間違いという説がある。