人物事典

佐々木喜善

ささききぜん

  • 民話研究家・作家
  • 日本
  • 1886〜1933年

佐々木喜善は、岩手県遠野地方出身の民話研究家・作家です。「日本のグリム」とも呼ばれ、東北地方の昔話を数多く集めて記録しました。
故郷の遠野に伝わる話を柳田國男に語り聞かせ、それが1910年の『遠野物語』として出版されました。河童や神隠しの話、座敷わらしの伝承など、今日よく知られる遠野の不思議な話の多くは、佐々木喜善が語ったものです。のちに自身でも『聴耳草紙』などの昔話集を著しました。

佐々木喜善に関わる図鑑項目

5件
妖怪 ★★★★★ 日本(岩手県遠野地方)

迷い家

まよいが

山の中で道に迷った人がたどり着くという、誰もいない立派な屋敷。中の物を持ち帰ると幸運に恵まれるという。柳田國男の『遠野物語』に、川上から流れてきた赤い椀で裕福になった女性の話が収められている。

妖怪 ★★★★★ 日本(岩手県)

オシラサマ

おしらさま

東北地方の旧家でまつられてきた家の神。桑の木で作った馬の顔と娘の顔の一対の人形に、布を重ねて着せた姿をしている。『遠野物語』には、馬と娘の悲恋から蚕が生まれたという由来譚が記されている。

妖怪 ★★★★★ 日本

座敷わらし

ざしきわらし

東北地方の旧家に住むとされる子どもの姿の妖怪。座敷わらしがいる家は栄え、いなくなると家が傾くといわれる。『遠野物語』にも登場する、幸運をもたらす妖怪の代表。

妖怪 ★★★★★ 日本

河童

かっぱ

川や沼にすみ、頭に水の入った皿を持つとされる水辺の妖怪。相撲やきゅうりを好むなど親しみやすい話も多く、全国に伝承が残る。

怪異 ★★★★★ 日本

神隠し

かみかくし

人が突然姿を消すことを、神や天狗、山の怪異のしわざとした伝承。何年も後にふらりと戻ってくる話も多く、各地に記録が残る。

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