神隠し

かみかくし

怪異

人が突然姿を消すことを、神や天狗、山の怪異のしわざとした伝承。何年も後にふらりと戻ってくる話も多く、各地に記録が残る。

別名天狗隠し、隠し神
時代・初出 江戸時代以前から 年表:江戸時代のナゾ ›
発祥日本
関連人物
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突然いなくなる人々

神隠しとは、子どもや若者が前ぶれもなく行方不明になることを、神や天狗、山の怪異にさらわれたと考えた伝承です。夕方に外で遊んでいると隠し神に連れて行かれる、といった言い伝えは各地に残っており、子どもへの戒めとしても語られてきました。

遠野物語の「寒戸の婆」

柳田國男の『遠野物語』には、梨の木の下に草履を脱いだまま姿を消した娘が、30年あまり後の風の強い日に老婆となって戻ってきた、という話が収められています。この話から、遠野では風の強い日に「寒戸の婆が帰ってきそうな日だ」と言ったと記されています。

天狗にさらわれた少年

江戸時代後期には、天狗に連れられて異界で修行したと語る少年「寅吉」が話題となり、国学者の平田篤胤がその話を聞き取って『仙境異聞』にまとめました。神隠しの背景には、事故や迷子、家出などの現実の出来事があったと考えられていますが、人々はそれを異界との境で起きる不思議として語り伝えてきました。

神隠しの伝承・目撃地点

ご注意 私有地・立入禁止区域への侵入は法律で禁止されています。現地の方の迷惑になる行為はおやめください。

地図上の位置は、伝承・目撃の舞台となった地域の目安です。多くの地点は市区町村・都道府県(海外は都市を約10km単位に丸めた位置・国)の代表点に置いており、正確な場所を示すものではありません。
市区町村の代表点:アドレス・ベース・レジストリ(デジタル庁)をもとにした Geolonia 住所データ(CC BY 4.0) / 国の代表点:Natural Earth

神隠しのつながり

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つながりを文章で見る

この項目が登場する相関図: 異世界に迷い込む話

出典・参考文献

  1. 遠野物語(柳田國男、1910)
  2. 仙境異聞(平田篤胤、1822)

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