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猫の妖怪まとめ|猫又・化け猫・火車から招き猫まで

(2026年10月4日 更新)

尾が二つに分かれた猫又、主人の仇を討つ化け猫、亡骸を奪う火車、そして福を招く招き猫。人の暮らしのすぐそばにいる猫は、昔から不思議な力をもつ生き物と考えられてきました。日本と世界の猫の妖怪を紹介します。

夜になると目を光らせ、音もなく歩き、気ままに姿を消す猫。人にとって最も身近な動物の一つでありながら、どこか神秘的な猫は、昔から多くの妖怪伝説を生んできました。

この特集では、ナゾマップの図鑑から、恐ろしい猫の妖怪から福を呼ぶ猫まで、猫にまつわる不思議な存在を集めました。

猫にまつわる妖怪・伝説

長生きした猫は化ける

日本では、「猫を長く飼うと化ける」という言い伝えが各地にありました。年を経た猫は尾が二つに分かれて猫又になり、人の言葉を話したり、人に化けたりするといわれます。鎌倉時代の『徒然草』にも、山奥に猫又という人を食う獣がいるという噂が書かれています。

江戸時代になると、主人の無念を晴らすために人に化けて祟る化け猫の話が、歌舞伎や講談で大人気となりました。なかでも佐賀の「鍋島の化け猫騒動」は、化け猫の代名詞といえるほど有名です。

猫と死の言い伝え

葬式や墓場に現れて亡骸を奪う火車も、その正体は年老いた猫だとされることがあります。「猫を遺体に近づけてはいけない」「猫が棺をまたぐと死者がよみがえる」といった言い伝えは、猫が死者の魂と関わる存在だと考えられていたことを物語っています。

福を招く猫

一方で猫は、ネズミから蚕や穀物を守ってくれる大切な動物でもありました。片手を上げて福を招く招き猫は、東京・世田谷の豪徳寺や浅草の今戸神社などに発祥の伝説が残り、今では世界中で「ラッキーキャット」として親しまれています。

世界の猫の妖精

猫の不思議な力を信じたのは日本人だけではありません。スコットランドやアイルランドには、人の言葉を話す大きな黒猫の妖精ケット・シーの伝説が伝わります。国や時代はちがっても、人々が猫に特別な何かを感じてきたことがわかります。

ご注意 掲載内容は伝承・目撃談・説の紹介であり、事実であることを保証するものではありません。私有地・立入禁止区域への侵入は法律で禁止されています。

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