雷神トール、主神オーディン、いたずら者のロキ――北欧神話の神々や幻獣は、ゲームや漫画、映画などでおなじみの存在です。その物語の多くは、13世紀のアイスランドでまとめられた『エッダ』によって今に伝えられています。
北欧神話の幻獣と世界
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ユミル
ゆみる
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ユグドラシル
ゆぐどらしる
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フェンリル
ふぇんりる
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ヨルムンガンド
よるむんがんど
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スレイプニル
すれいぷにる
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世界の始まりと世界樹
北欧神話の世界は、原初の巨人ユミルの体から作られました。そして神々の国、人間の国、巨人の国など九つの世界は、巨大なトネリコの木ユグドラシルによって結ばれています。主神オーディンは、この世界樹に九日九夜吊り下がって、ルーン文字の秘密を手に入れたといいます。
ロキの恐るべき子どもたち
いたずら好きの神ロキと女巨人の間には、恐ろしい子どもたちが生まれました。巨大な狼フェンリル、世界を取り巻く大蛇ヨルムンガンド、そして死者の国の女神ヘルです。神々はフェンリルを魔法の紐で縛り、ヨルムンガンドを海に投げ捨てましたが、彼らは世界の終わりに再び姿を現すと予言されていました。
一方、ロキが雌馬に化けて生んだ八本脚の神馬スレイプニルは、オーディンの愛馬として天と地を駆けめぐります。
ラグナロク(神々の黄昏)
北欧神話は、神々と巨人たちの最終戦争「ラグナロク」で世界が滅びるという、壮大な結末をもっています。フェンリルは主神オーディンを飲み込み、雷神トールはヨルムンガンドを倒したものの、その毒で息絶えるといいます。しかし、炎に包まれた世界はやがて海から再び現れ、生き残った神々と人間によって新しい時代が始まると語られます。
終わりと再生の物語をもつ北欧神話は、今も多くの作品に影響を与え続けています。