フェンリル

ふぇんりる

神獣・幻獣

北欧神話に登場する巨大な狼で、神ロキの子。神々に恐れられ魔法の鎖グレイプニルで縛られた。世界の終末ラグナロクで主神オーディンを飲み込むと予言されている。

別名フェンリス狼、フェンリスウールヴ、Fenrir、巨狼
時代・初出 中世(北欧神話) 年表:神話・先史のナゾ ›
発祥北欧
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フェンリルとは

フェンリルは、北欧神話に登場する巨大な狼です。いたずら好きの神ロキと、巨人の女アングルボザの間に生まれた子どもの一人で、兄弟には大蛇ヨルムンガンド、死者の国の女王ヘルがいます。フェンリルは成長するにつれて恐ろしく巨大になり、神々に恐れられるようになりました。

魔法の鎖グレイプニル

神々は、フェンリルが世界に災いをもたらすことを恐れ、鎖で縛ろうとしましたが、どんな太い鎖もフェンリルはたやすく引きちぎってしまいました。そこで神々は、ドワーフたちに頼んで、猫の足音、女のひげ、山の根、熊の腱、魚の息、鳥の唾という、この世に存在しないものから作った魔法の紐「グレイプニル」を作らせました。疑ったフェンリルは、誰かが口に手を入れるなら縛られてもよいと言い、軍神テュールが右手を差し出しました。フェンリルは縛られて動けなくなり、怒ってテュールの右手を食いちぎったといいます。

ラグナロクとフェンリル

北欧神話では、世界の終末「ラグナロク」の日にフェンリルは鎖を引きちぎって解き放たれ、主神オーディンを飲み込んでしまうと予言されています。そしてオーディンの息子ヴィーザルが、フェンリルの口を引き裂いて父の仇を討つとされます。現代のゲームや漫画では、強大な狼の魔物や召喚獣として人気の存在です。

フェンリルのつながり

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つながりを文章で見る

この項目が登場する相関図: 北欧神話とラグナロク

出典・参考文献

  1. エッダ(スノッリ・ストゥルルソン、1220年ごろ)

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