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世界の奇書・予言書まとめ|解読不能のヴォイニッチ手稿から未来記まで

誰にも読めない文字で書かれた写本、天使に意味を尋ねた魔術書、未来を予言したといわれる書物。いまだに解き明かされない謎をもつ世界の奇書と予言書を紹介します。

世界には、何百年も研究されながら、いまだに内容が読み解かれていない書物や、未来を言い当てたと語られる不思議な書物があります。この特集では、ナゾマップのカテゴリ「奇書」から、とりわけ謎の深い書物を集めました。

解読されていない謎の写本

奇書の代表といえばヴォイニッチ手稿です。15世紀前半の羊皮紙に、どの言語にも当てはまらない文字と実在しない植物の絵が描かれ、暗号解読の専門家やAIを使った研究でも、いまだ解読されていません。ハンガリーのレヒニッツ写本も、数百種類の記号で448ページが埋め尽くされた未解読の書物です。

一方、1981年に出版されたコデックス・セラフィニアヌスは、芸術家が創作した架空の文字で書かれた「現代のヴォイニッチ手稿」です。また、エリザベス1世に仕えた学者ジョン・ディーが天使にまで意味を尋ねた魔術書ソイガの書は、400年後に暗号表の仕組みの一部が解き明かされました。

未来を予言した書物

「1999年7の月、恐怖の大王が降ってくる」――日本中を騒がせたのが、ノストラダムスの予言詩集諸世紀です。日本には、聖徳太子が未来を書き記したという未来記の伝説があり、『太平記』では楠木正成がこれを読んで鎌倉幕府の滅亡を知ったと描かれています。

南インドに伝わるアガスティアの葉は、古代の聖者が訪れる人の運命をヤシの葉に書き残したとされるものです。こうした予言には、あいまいな表現を出来事のあとで当てはめているだけではないか、という指摘もあります。

奇書の魅力

奇書の多くは、誰が何のために作ったのかがわからないからこそ、多くの人を惹きつけてきました。暗号なのか、未知の言語なのか、それとも手の込んだいたずらなのか。答えが出ないまま想像をふくらませられることこそが、奇書の最大の魅力なのかもしれません。

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