火星の人面岩
かせいのじんめんがん
- レア度
- 3
- 危険度
- 1
- 実在確率
- 1
- 知名度
- 4
火星の人面岩
かせいのじんめんがん
1976年、NASAの火星探査機バイキング1号が撮影した写真に写った、人の顔のように見える岩山。火星の古代文明が作った人工物だという説が広まったが、のちの高解像度の写真で、ふつうの丘だと確かめられた。
| 別名 | 人面岩、火星の人面、シドニアの人面岩、火星の顔、シドニア、Face on Mars |
| 時代・初出 |
1976年
年表:昭和(戦後)のナゾ ›
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| 発祥 | アメリカ(火星のシドニア地域) |
| ゆかりの日 |
- 7月25日探査機バイキング1号が火星の「人面岩」を撮影(1976年)
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| ステータス |
- レア度
- 3
- 危険度
- 1
- 実在確率
- 1
- 知名度
- 4
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火星の人面岩とは
火星の人面岩は、火星の北半球にあるシドニアと呼ばれる地域で見つかった、人の顔のように見える岩山です。1976年7月25日、NASAの火星探査機バイキング1号が、着陸地点を探すために撮影した写真に写っていました。差し渡し2kmほどの大きな岩山の上に、目や鼻、口のような影があり、空を見上げる人の顔のように見えたのです。
古代文明の遺跡説
NASAは写真を公開した際、「光と影の加減で顔のように見える」と説明しました。しかしその後、一部の研究者や作家が、人面岩は火星にかつて存在した古代文明が作った巨大な彫刻だと主張しました。近くにある岩山の中には、エジプトのピラミッドのような形に見えるものもあり、「火星のピラミッド」や「古代都市の跡」だとする説も唱えられました。人面岩は、本やテレビ番組で何度も取り上げられ、世界中で有名になりました。
高解像度の写真でわかったこと
1998年と2001年には、NASAの探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが、バイキングよりはるかに細かい写真で同じ場所を撮影しました。新しい写真には、侵食で削られた、ごくふつうの台地状の丘が写っていました。バイキングの写真は解像度が低く、低い太陽の光でできた影が、たまたま目や口のように見えていたのです。その後も、ヨーロッパの探査機などが立体的な画像を撮影し、顔ではないことが確かめられています。詳しくは、ナゾマップの検証記事でも取り上げています。
見えないものが見える脳
雲や岩、壁のしみなどが顔に見えるのは、人の脳が顔を見つけることに特化しているためで、この現象は「パレイドリア」と呼ばれます。月面ピラミッドの都市伝説も、同じように影が生んだナゾといえます。
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