スレンダーマンとは
スレンダーマンは、黒いスーツにネクタイ姿で、顔がなく、手足が異様に長い、背の高い男の姿をした怪物です。背中から触手のようなものが生えている姿で描かれることもあります。森や公園などに現れ、子どもたちをさらっていくとされ、写真の背景にひっそりと写り込んでいる――というのが典型的なイメージです。
掲示板のコンテストから生まれた
スレンダーマンは、2009年にアメリカの掲示板サイト「Something Awful」で開かれた、「超常現象のような画像を作ろう」という画像加工のコンテストで生まれました。投稿者は、遊ぶ子どもたちの後ろに背の高い不気味な人影を合成したモノクロ写真に、子どもの失踪を思わせる説明文を添えました。これが大きな反響を呼び、多くの人が新しい写真や物語を付け加えていったのです。
ゲーム・動画で世界的な人気に
その後、スレンダーマンを題材にした動画シリーズや、暗い森の中でスレンダーマンから逃げながらメモを集めるホラーゲームが大ヒットし、世界中に知られるようになりました。ネットで生まれ、みんなで作り上げられていく怖い話は「クリーピーパスタ」と呼ばれ、スレンダーマンはその代表的な存在です。
現実に起きた事件
2014年には、アメリカで、スレンダーマンを実在すると信じた少女たちが同級生を刃物で傷つける事件が起き、大きな衝撃を与えました。被害者は一命をとりとめました。作り話の怪物が現実の事件につながったことで、子どもとネットの怖い話との付き合い方が議論されました。





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