褐炭の頭蓋骨とは
褐炭の頭蓋骨(フライベルグ・スカル)は、ドイツ東部ザクセン州の鉱山の町フライベルク(日本では「フライベルグ」とも表記)で、19世紀に見つかったとされる、人間の頭蓋骨の形をした物体です。フライベルクは銀などの鉱山で栄え、世界最古級の鉱山学校があることでも知られています。
この頭蓋骨は、石炭の一種である褐炭と、褐鉄鉱や磁鉄鉱などの鉄鉱石でできているといわれます。
なぜオーパーツと呼ばれるのか
オーパーツとして紹介されるときには、この頭蓋骨が、褐炭が作られた数百万年から1000万年以上も前の地層から見つかったとされます。もし本当なら、人類が誕生するはるか以前に人間がいたことになり、人類の歴史が根本から覆ってしまいます。
また、1990年代に行われたCTスキャンで、内部が木の年輪のような層になっていることがわかった、とも伝えられています。
贋作説と残る謎
一方で、ドイツの研究者からは、この頭蓋骨は誰かが作った贋作だという見解も出されています。褐炭は植物が地中で長い時間をかけて変化したもので、人間の骨がそのまま褐炭になることは考えにくいからです。
ただし、この頭蓋骨については、いつ、どのような状況で見つかったのかを示す確かな記録や、くわしい学術的な調査結果がほとんど公表されておらず、謎の多いオーパーツです。大昔の地層から人類の痕跡が見つかったとされるオーパーツには、ほかに白亜紀の人間の指の化石などがあります。有名なオーパーツの一覧はオーパーツのページにまとめています。





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