オーパーツとは
オーパーツ(OOPARTS)は、英語の「Out-of-place artifacts(場違いな工芸品)」を略した言葉で、それが見つかった時代や場所の技術水準では作れなかったはずだとされる遺物のことです。アメリカの博物学者アイヴァン・サンダーソンが用いた言葉とされ、日本では1970年代以降の超古代文明ブームとともに広く知られるようになりました。
オーパーツは、失われた超古代文明や、古代に地球を訪れた宇宙人(古代宇宙飛行士説)の証拠として紹介されることがあります。
本物の古代技術を示すオーパーツ
古代ギリシャの歯車式天文計算機「アンティキティラ島の機械」、青銅器時代の星空を描いた「ネブラ・ディスク」、1600年以上さびない「デリーの鉄柱」、オスマン帝国の提督が描いた「ピーリー・レイースの地図」、古代アッシリアの「水晶レンズ」、中米の巨大な「コスタリカの石球」などは、本物の古代の遺物です。宇宙人の技術ではなく、古代の人々の知識と技術の高さを示しています。
解釈が分かれるオーパーツ
古代の電池ではないかといわれる「バグダッド電池」、電球のように見えるエジプトの「デンデラの電球」、ロケットの操縦士に見えるというマヤの「パレンケ王の石棺の浮き彫り」、飛行機のような「黄金スペースシャトル」、彫刻の意味がわからない「ウィニペソーキー湖のミステリー・ストーン」などは、本物の遺物ですが、オーパーツとしての解釈には異論があります。
近代の作り物・自然物とされるオーパーツ
「水晶ドクロ」や「カブレラ・ストーン」「恐竜土偶」「聖徳太子の地球儀」は、近代になって作られたものと考えられています。「コソの点火プラグ」は1920年代の自動車部品、「カンブリア紀の金属ボルト」はウミユリの化石とする説が有力です。
恐竜と人類の共存を示すとされた「人間と恐竜の足跡」「踏まれた三葉虫の化石」「白亜紀の人間の指の化石」、ほかに「褐炭の頭蓋骨」「ピラミッド・アイ・タブレット」なども、出どころや解釈に大きな疑問が残されています。
オーパーツの楽しみ方
オーパーツとされるものの多くは、その後の研究で説明がついています。それでも、「なぜこれがここに?」という驚きは、古代の人々の知恵や、私たちの思い込みについて考えるきっかけを与えてくれます。日本では遮光器土偶も、宇宙人の姿ではないかと話題になりました。





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