野槌

のづち

妖怪

山や野に住む、目も鼻もなく大きな口だけを持つとされる妖怪。坂道を転がり落ちて人を襲うともいわれる。ツチノコの古い呼び名の一つとしても知られる。

別名のづち、ノヅチ、野槌蛇、野椎
時代・初出 鎌倉時代〜江戸時代 年表:鎌倉〜戦国のナゾ ›
発祥日本
関連人物
ステータス
レア度
危険度
実在確率
知名度

ランキングに投票

ログイン不要・1日1回応援できます。 ランキング一覧

野槌とは

野槌(のづち)は、山や野にすむとされる妖怪です。胴が太く、頭と尾の区別がないような槌の形をした蛇、あるいは目も鼻もなく大きな口だけがある姿で語られます。UMAのツチノコの古い呼び名の一つとしても知られています。

古典に登場する野槌

「野槌」という名前は古く、『古事記』に登場する野の神「カヤノヒメ」の別名「野椎神(のづちのかみ)」にまでさかのぼるといわれます。鎌倉時代の仏教説話集『沙石集』には、仏道をおろそかにした僧が、死後に目も鼻も手足もない野槌に生まれ変わったという話が記されています。江戸時代の百科事典『和漢三才図会』には「野槌蛇」として、鳥山石燕の妖怪画集には野に潜む妖怪として描かれています。

坂を転がる野槌

野槌は、山の坂の上から転がり落ちてきて、人の足にかみついたり、人を丸のみにしたりするといわれます。坂を下るのは速いが上るのは遅いので、野槌に出会ったら坂の上へ逃げればよいという言い伝えもあります。こうした伝承が、跳ねたり転がったりして移動するツチノコのイメージにつながっていったと考えられています。

出典・参考文献

  1. 沙石集(無住、1283)
  2. 和漢三才図会(寺島良安、1712)

ご注意 掲載内容は伝承・目撃談・説の紹介であり、事実であることを保証するものではありません。ステータスは当サイト独自の目安です。私有地・立入禁止区域への侵入は法律で禁止されています。現地の方の迷惑になる行為はおやめください。

「野槌」にまつわる伝承地や目撃情報を知っていますか? 情報を投稿する ›

コメント(0)

まだコメントはありません。伝承や目撃談の補足、感想など、最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く(ログイン不要)

0 / 1000

    画像付きの投稿は、運営者の確認後に公開します。自分で撮影・作成した画像に限ります。人の顔、民家、車のナンバーなどが写った画像や、他のサイトからの転載は公開しません。撮影場所などの情報は削除して保存します。

    個人の氏名・住所・電話番号、私有地や民家の場所、誹謗中傷は書かないでください。URLを含むコメントなどは運営者の確認後に公開します。IPアドレスは復元できない形式で記録します。 投稿ガイドライン

    よく読まれている項目

    関連する項目