鳴釜
なるかま
- レア度
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- 危険度
- 2
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鳴釜
なるかま
釜が鳴る音で吉凶を占う岡山県吉備津神社の神事と、それにまつわる怪異。上田秋成の『雨月物語』「吉備津の釜」で知られ、鳥山石燕も釜の妖怪として描いた。
| 別名 | なりかま、吉備津の釜、鳴釜神事 |
| 時代・初出 |
古くから(神事)
年表:江戸時代のナゾ ›
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| 発祥 | 日本 |
| 関連人物 |
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| ステータス |
- レア度
- 3
- 危険度
- 2
- 実在確率
- 3
- 知名度
- 3
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鳴釜とは
鳴釜(なるかま)は、湯をわかした釜が鳴る音で吉凶を占う神事と、それにまつわる怪異です。特に有名なのが、岡山県の吉備津神社に伝わる「鳴釜神事」で、釜の下で火を焚き、蒸籠(せいろ)に米を入れて揺すると、釜が「ブォーン」と大きな音を立てて鳴ります。この音が大きく長く響けば吉、小さかったり鳴らなかったりすれば凶とされます。
温羅の伝説と鳴釜
吉備津神社の伝説によると、昔、吉備国を荒らした鬼「温羅(うら)」が、吉備津彦命によって退治されました。温羅の首ははねられた後も長くうなり声を上げ続けたため、釜の下に埋められました。やがて温羅は吉備津彦命の夢に現れ、自分の妻に釜で神饌を炊かせれば、釜を鳴らして吉凶を告げようと約束したといいます。この温羅の伝説は、昔話「桃太郎」のもとになったともいわれています。
『雨月物語』の「吉備津の釜」
江戸時代の作家・上田秋成の『雨月物語』には、この鳴釜神事を題材にした怪談「吉備津の釜」が収められています。結婚前の鳴釜神事で釜が鳴らなかったにもかかわらず結婚した夫婦が、夫の裏切りによって恐ろしい結末を迎える物語で、日本の怪談の傑作とされています。鳥山石燕は、釜の妖怪「鳴釜」として描いています。
鳴釜の伝承・目撃地点
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吉備津神社
岡山県岡山市北区・伝承・古くから(神事)
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地図上の位置は、伝承・目撃の舞台となった地域の目安です。多くの地点は市区町村・都道府県(海外は都市を約10km単位に丸めた位置・国)の代表点に置いており、正確な場所を示すものではありません。
市区町村の代表点:アドレス・ベース・レジストリ(デジタル庁)をもとにした Geolonia 住所データ(CC BY 4.0) / 国の代表点:Natural Earth
出典・参考文献
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雨月物語(上田秋成、1776)
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百器徒然袋(鳥山石燕、1784)
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