カバラ

かばら

怪異

ユダヤ教の神秘思想。神と世界の成り立ちを、10の球(セフィラ)を線で結んだ「生命の樹(セフィロト)」などの図で説明する。中世のスペインや南フランスで発展し、のちに西洋の魔術やオカルト、数秘術、さらにはアニメやゲームにまで影響を与えた。

別名カッバーラー、カバラー、ユダヤ神秘主義、生命の樹、セフィロト、Kabbalah
時代・初出 12〜13世紀(中世) 年表:鎌倉〜戦国のナゾ ›
発祥スペイン・南フランス(ユダヤ教)
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カバラとは

カバラ(カッバーラー)は、ユダヤ教の神秘主義思想です。ヘブライ語で「受け取る」「伝承」を意味し、聖書(トーラー)の言葉の奥に隠された神の真理を読み解こうとする教えです。神そのものは人間には知り得ない「無限(エン・ソフ)」であり、そこから10の段階を通って世界が生まれた、と考えます。

生命の樹(セフィロト)

カバラを象徴するのが「生命の樹(セフィロトの樹)」と呼ばれる図です。「王冠(ケテル)」「知恵(コクマー)」から「王国(マルクト)」まで、10個の球(セフィラ)と、それらを結ぶ22本の小径で、神の性質と世界の成り立ちを表しています。22という数はヘブライ文字の数と対応しています。

ゾハルと数秘術(ゲマトリア)

13世紀後半のスペインで書かれた『ゾハル(光輝の書)』は、カバラの最も重要な書物とされます。またカバラでは、ヘブライ文字がそれぞれ数を表すことを利用して、言葉を数に置き換えて隠された意味を探る「ゲマトリア」という方法も発達しました。これが現代の数秘術のルーツの一つになっています。

西洋魔術・サブカルチャーへの影響

ルネサンス期には、キリスト教の学者たちがカバラを取り入れ、錬金術や占星術と結びついた「キリスト教カバラ」が生まれました。19世紀以降の西洋魔術でもカバラは重要な理論となり、タロットカードの22枚の大アルカナを生命の樹の小径に対応させる考え方も広まりました。ゴーレムの伝説も、カバラの文字の力と結びついて語られます。生命の樹の図は、アニメやゲームにもしばしば登場します。

カバラのつながり

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この項目が登場する相関図: 錬金術と賢者の石

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