リュウグウノツカイは海の大蛇だった?
リュウグウノツカイは、銀色に輝く細長い体に、赤いたてがみのような背びれを持つ深海魚です。体長は3mを超え、大きなものでは8m以上に達するともいわれます。その姿から、船乗りたちが目撃した海の大蛇シーサーペントの正体ではないかと考えられてきました。日本でも、浜に打ち上げられたリュウグウノツカイが人魚伝説のもとになったという説があります。
発見・確認の経緯
リュウグウノツカイは18世紀に学術的に記載されましたが、深海にすむため生きた姿はほとんど知られていませんでした。ときおり弱った個体が海面近くに浮かんだり、浜に打ち上げられたりすることで、その存在が知られてきました。2000年代以降、深海の調査や水中撮影によって、体を縦にして漂うように泳ぐ生きた姿が記録されるようになっています。
リュウグウノツカイと地震
日本では「リュウグウノツカイが浜に打ち上げられると大地震が起きる」という言い伝えがあり、大地震の前兆としてたびたび話題になります。しかし、2019年に発表された研究では、過去の深海魚の出現記録と地震の発生を照らし合わせた結果、両者に関連は見られなかったとされています。和名の「竜宮の使い」は、海の底の竜宮城からの使者という意味です。







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