管狐

くだぎつね

妖怪

竹の管(筒)に入るほど小さいとされる狐の憑き物。飯綱使いや修験者が操り、人に取り憑かせたり占いに使ったりすると信じられた。中部・関東・東海地方を中心に伝わる。

別名クダギツネ、くだ狐、管狐(くだぎつね)、飯綱、イヅナ、いづな、Kuda-gitsune
時代・初出 江戸時代の記録 年表:江戸時代のナゾ ›
発祥日本(長野県など)
ステータス
レア度
危険度
実在確率
知名度

ランキングに投票

ログイン不要・1日1回応援できます。 ランキング一覧

管狐とは

管狐(くだぎつね)は、竹の管(筒)の中に入ってしまうほど小さな狐の姿をした憑き物です。大きさはネズミやイタチほど、あるいはもっと小さいとされ、「一本の管に75匹も入る」と語られることもあります。長野県(信州)を中心に、関東・東海・中部地方などで伝えられてきました。

飯綱使いと管狐

管狐は、信州の飯綱山(いいづなやま)の信仰と結びつき、「飯綱(いづな)」とも呼ばれます。修験者や「飯綱使い」と呼ばれる術者は、管狐を竹筒に入れて持ち歩き、人に取り憑かせて病気にしたり、占いや予言をさせたりすると信じられていました。管狐を使う術は「飯綱の法」とも呼ばれ、戦国武将の中にも飯綱の信仰を持つ者がいたと伝えられています。

「管狐を飼う家」という言い伝え

地方によっては、管狐を飼っている家は、管狐が他の家から金品を運んでくるため急に裕福になる一方で、管狐の数がどんどん増えて、やがて家を食いつぶしてしまうとも言われました。こうした「憑き物を持つ家筋」の言い伝えは、根拠のないまま特定の家への偏見や差別を生んだことがあり、現在では民俗学の研究対象として、その背景が調べられています。

ほかの狐の妖怪との違い

同じ狐の憑き物には、関東の「オサキ(尾裂)」や、山陰地方の「人狐(にんこ)」などがあります。狐の霊力を描いた妖怪としては、千年を生きて尾が増える妖狐や、九尾の狐も有名です。犬の霊を使う犬神も、同じく「憑き物」として語られてきました。

管狐のつながり

周りの丸を押すと、その項目が中心になります。伝説から伝説へ、芋づる式にたどってみましょう。

つながりを文章で見る

ご注意 掲載内容は伝承・目撃談・説の紹介であり、事実であることを保証するものではありません。ステータスは当サイト独自の目安です。私有地・立入禁止区域への侵入は法律で禁止されています。現地の方の迷惑になる行為はおやめください。

「管狐」にまつわる伝承地や目撃情報を知っていますか? 情報を投稿する ›

コメント(0)

まだコメントはありません。伝承や目撃談の補足、感想など、最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く(ログイン不要)

0 / 1000

    画像付きの投稿は、運営者の確認後に公開します。自分で撮影・作成した画像に限ります。人の顔、民家、車のナンバーなどが写った画像や、他のサイトからの転載は公開しません。撮影場所などの情報は削除して保存します。

    個人の氏名・住所・電話番号、私有地や民家の場所、誹謗中傷は書かないでください。URLを含むコメントなどは運営者の確認後に公開します。IPアドレスは復元できない形式で記録します。 投稿ガイドライン

    よく読まれている項目

    関連する項目