朧車
おぼろぐるま
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朧車
おぼろぐるま
月がおぼろにかすむ夜に現れる、前面に巨大な顔のついた牛車の妖怪。鳥山石燕が描き、『源氏物語』の「車争い」で恥をかいた女性の怨念が車に宿ったものとされる。
| 別名 | おぼろぐるま、おぼろ車 |
| 時代・初出 |
江戸時代
年表:江戸時代のナゾ ›
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| 発祥 | 日本 |
| 関連人物 |
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| ステータス |
- レア度
- 4
- 危険度
- 2
- 実在確率
- 1
- 知名度
- 2
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朧車とは
朧車(おぼろぐるま)は、月がおぼろにかすむ春の夜に、京都の賀茂の大路に現れるという牛車の妖怪です。牛車の前面の簾(すだれ)の部分に、大きな女の顔が浮かび上がっている姿で描かれます。江戸時代の鳥山石燕の妖怪画集に登場します。
「車争い」の怨念
石燕は、朧車を、昔の「車争い」の怨念が現れたものだと説明しています。車争いとは、祭りの見物などの際に、貴族たちの牛車が見物の場所を奪い合ったことです。特に有名なのが『源氏物語』の一場面で、賀茂祭の見物に出かけた六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)の車が、光源氏の正妻・葵の上の一行によって押しのけられ、ひどい恥をかかされます。この屈辱が、のちに六条御息所の生霊が葵の上に取り憑く悲劇へとつながっていきます。
朧車に込められた思い
朧車は、身分や面目をめぐる争いで傷ついた人の強い怨みが、物である牛車に宿ったものと考えられます。道具が霊を持つ付喪神にも通じる妖怪です。
朧車のつながり
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出典・参考文献
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今昔百鬼拾遺(鳥山石燕、1781)
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