ストーンヘンジとは
ストーンヘンジは、イギリス南部ウィルトシャー州のソールズベリー平原にある先史時代の巨石遺跡です。高さ7メートル、重さ25トンにもなる巨大な石が円形に立ち並び、その上に横石が渡されています。1986年に、近くのエイヴベリーの遺跡などとともにユネスコの世界遺産に登録されました。
ストーンヘンジはいつ、どうやって作られた?
ストーンヘンジは一度に作られたのではなく、長い時間をかけて段階的に作られました。紀元前3000年ごろに円形の土の堀と土手が作られ、紀元前2500年ごろに、近くでとれる巨大なサーセン石と、小ぶりのブルーストーンが組み上げられたと考えられています。
ブルーストーンは、約200キロ以上離れたウェールズのプレセリ丘陵から運ばれたことがわかっています。また2024年には、中央の「祭壇石」がスコットランド北東部から運ばれた可能性が高いという研究も発表されました。金属の道具も車輪もない時代に、どのようにして巨石を運び、積み上げたのかは大きな謎の一つです。
ストーンヘンジの目的は?
ストーンヘンジの中心軸は、夏至の日の出と冬至の日の入りの方向に合わせて作られています。このため、太陽の動きを観測する古代の天文台、季節の祭りを行う神殿、祖先をまつる墓所など、さまざまな説が唱えられてきました。周辺からは火葬された人骨も見つかっています。
中世の歴史家ジェフリー・オブ・モンマスは、ストーンヘンジはアーサー王伝説の魔術師マーリンが魔法でアイルランドから運んだと書き残しました。また古代ケルトの神官ドルイドが作ったという説も広まりましたが、ドルイドの時代よりずっと前に建てられていたことがわかっています。現在も夏至の日には多くの人が日の出を見に集まります。
ストーンヘンジと古代文明のナゾ
巨石の運搬方法の謎から、ストーンヘンジは失われた超古代文明や宇宙人と結びつけて語られることもあります(古代宇宙飛行士説)。巨石を使った謎の遺跡という点では、イースター島のモアイや、海に沈んだと伝わるアトランティスとともに、古代のナゾの代表として紹介されます。





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