1. 12〜13世紀(中世)
    怪異 ★★★★★ スペイン・南フランス(ユダヤ教)

    カバラ

    かばら

    ユダヤ教の神秘思想。神と世界の成り立ちを、10の球(セフィラ)を線で結んだ「生命の樹(セフィロト)」などの図で説明する。中世のスペインや南フランスで発展し、のちに西洋の魔術やオカルト、数秘術、さらにはアニメやゲームにまで影響を与えた。

  2. 室町時代(舞台)・江戸時代(物語の成立)
    怪異 ★★★★★ 日本(兵庫県)

    播州皿屋敷

    ばんしゅうさらやしき

    兵庫県の姫路城を舞台にした皿屋敷の怪談。主君への謀反の企てを知った女中のお菊が、家宝の皿を隠されて罪を着せられ、井戸に投げ込まれたという。姫路城には今も「お菊井戸」が残り、「お菊虫」の伝説も伝わる。

  3. 中世〜近世(15〜17世紀の魔女狩り)
    怪異 ★★★★★ ヨーロッパ

    魔女

    まじょ

    魔術を使って人に災いをもたらすと信じられた人々。15〜17世紀のヨーロッパでは「悪魔と契約した」として多くの人が魔女裁判にかけられ、数万人が処刑された。ほうきに乗って空を飛ぶ姿や黒猫を連れたイメージは、民間伝承やのちの物語から広まった。

  4. 16世紀(パラケルススの著作とされる書物)
    怪異 ★★★★★ スイス

    ホムンクルス

    ほむんくるす

    錬金術によってフラスコの中で作り出されるという小さな人造人間。16世紀の錬金術師パラケルススの名で伝わる書物にその作り方が書かれている。ゲーテの『ファウスト』にも登場し、多くの創作のモチーフとなった。

  5. 中世〜
    怪異 ★★★★★ 日本

    丑の刻参り

    うしのこくまいり

    丑の刻(午前2時ごろ)に神社の木に藁人形を五寸釘で打ちつけて、憎い相手を呪うという呪術。宇治の橋姫の伝説などを背景に広まった。現代では犯罪になるおそれもある。