1. 古代中国(紀元前)
    妖怪 ★★★★★ 中国

    麒麟

    きりん

    中国の伝説で、すぐれた王が現れると姿を見せるという縁起のよい霊獣。鹿の体に牛の尾、馬のひづめを持ち、虫も踏まない優しい心を持つとされる。動物のキリンの名の由来にもなった。

  2. 7世紀(日本書紀に記載)
    妖怪 ★★★★★ 日本

    天狗

    てんぐ

    赤い顔に高い鼻、山伏の姿で空を飛ぶとされる日本の代表的な妖怪。山の神や修験道の信仰と結びつき、各地の霊山に伝承が残る。

  3. 奈良時代(風土記)〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    ダイダラボッチ

    だいだらぼっち

    山や湖を作ったとされる日本各地の巨人伝説。富士山を作った、琵琶湖を掘ったなどと語られ、足跡とされる窪地や池が各地に残る。東京の「代田」の地名の由来ともいわれる。

  4. 奈良時代(記紀・風土記)
    妖怪 ★★★★★ 日本

    土蜘蛛

    つちぐも

    巨大な蜘蛛の姿の妖怪として知られる土蜘蛛。もとは古代の記紀や風土記で、朝廷に従わない土着の人々を指した呼び名だった。源頼光による土蜘蛛退治の伝説が有名。

  5. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    天邪鬼

    あまのじゃく

    人の心を読み取り、わざと逆のことをしていたずらをする小鬼。仁王像や四天王像に踏まれている邪鬼とも結びつけられる。「ひねくれ者」を意味する言葉の由来でもある。

  6. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    鬼

    おに

    頭に角を生やし、虎の皮の腰巻をつけた日本を代表する妖怪。節分の豆まきや桃太郎の昔話でおなじみ。姿は鬼門の方角「丑寅」に由来するといわれる。

  7. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    木霊

    こだま

    古い樹木に宿るとされる精霊。山で声が反響する「こだま(山びこ)」は、木霊が答えている声だと考えられた。木霊の宿る木を切ると祟りがあるといわれる。

  8. 古代(日本書紀・風土記に記録)〜
    妖怪 ★★★★★ 日本(熊本県)

    不知火

    しらぬい

    九州の八代海や有明海に、旧暦8月1日ごろの夜、沖合に無数の火が横一列に並んで現れる怪火。古くは『日本書紀』にも記録がある。現在では、漁船の明かりが海と空気の温度差で屈折して見える蜃気楼の一種と考えられている。

  9. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    化け狸

    ばけだぬき

    人を化かしたり、物に化けたりする狸の妖怪。四国や佐渡には名のある大狸の伝説が数多く残る。昔話の「分福茶釜」や、腹鼓を打つ狸の話でも親しまれている。

  10. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    疫病神

    やくびょうがみ

    疫病(はやり病)をもたらすとされた神・妖怪。昔の人は病気の流行を疫病神のしわざと考え、祭りや行事で追い払った。迷惑な人を指す「疫病神」という言葉の由来でもある。

  11. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    妖狐

    ようこ

    人を化かしたり人に化けたりする狐の妖怪の総称。長く生きるほど尾が増え、力を増すといわれる。稲荷の使いとして敬われる善い狐と、人に取り憑く悪い狐の両方が語られてきた。

  12. 古代(日本書紀)
    妖怪 ★★★★★ 日本

    両面宿儺

    りょうめんすくな

    一つの胴体に二つの顔と四本ずつの手足を持つとされる存在。『日本書紀』では朝廷に逆らう凶賊として討たれたが、飛騨地方では寺を開いた英雄として伝えられる。