1. 古代中国(紀元前)
    妖怪 ★★★★★ 中国

    麒麟

    きりん

    中国の伝説で、すぐれた王が現れると姿を見せるという縁起のよい霊獣。鹿の体に牛の尾、馬のひづめを持ち、虫も踏まない優しい心を持つとされる。動物のキリンの名の由来にもなった。

  2. 後漢(2世紀)・『三国志演義』は14世紀ごろ
    奇書 ★★★★★ 中国

    太平要術の書

    たいへいようじゅつのしょ

    『三国志演義』で、黄巾の乱を起こした張角が仙人から授かったとされる妖術の書。風を呼び雨を降らせる術が書かれていたという。モデルとなったのは、後漢の時代に実在した道教の経典『太平経(太平清領書)』とされる。

  3. 古代(紀元後3世紀ごろ)〜17世紀
    怪異 ★★★★★ エジプト(アレクサンドリア)

    錬金術

    れんきんじゅつ

    鉛などの卑金属を金に変えたり、不老不死の薬を作ったりしようとした古代から近世の技術・思想。古代エジプトのアレクサンドリアで生まれ、イスラム世界を経てヨーロッパで発展した。目的は果たせなかったが、実験の技術は近代化学の土台になった。

  4. 4〜5世紀(グプタ朝)
    オーパーツ ★★★★★ インド

    デリーの鉄柱

    でりーのてっちゅう

    デリーのクトゥブ・ミナール(世界遺産)に立つ、高さ約7mの鉄の柱。4〜5世紀のグプタ朝の時代に作られたとされ、1600年以上たってもほとんどさびないことから「さびない鉄柱」として知られる。日本では「アショカ・ピラー」とも呼ばれる。

  5. 7世紀(日本書紀に記載)
    妖怪 ★★★★★ 日本

    天狗

    てんぐ

    赤い顔に高い鼻、山伏の姿で空を飛ぶとされる日本の代表的な妖怪。山の神や修験道の信仰と結びつき、各地の霊山に伝承が残る。

  6. 7世紀(683年にパカル王が死去)
    オーパーツ ★★★★★ メキシコ(マヤ文明)

    パレンケ王の石棺の浮き彫り

    ぱれんけおうのせっかんのうきぼり

    メキシコのマヤ遺跡パレンケの「碑文の神殿」の地下で1952年に見つかった、7世紀のパカル王の石棺のふたの浮き彫り。人物がロケットを操縦しているように見えると話題になった。マヤ学では、王の死と再生を描いた場面とされる。

  7. 『日本書紀』(720年)
    都市伝説 ★★★★★ 日本(福岡県)

    御木国

    みきのくに

    『日本書紀』に記された、九州の筑後にあったという巨大な倒木の伝説の地。倒れた木の長さは970丈(約3km)もあり、朝日の影は佐賀の杵島山を、夕日の影は熊本の阿蘇山を覆ったという。現在の福岡県大牟田市の三池の地名の由来とされる。

  8. 奈良時代(風土記)〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    ダイダラボッチ

    だいだらぼっち

    山や湖を作ったとされる日本各地の巨人伝説。富士山を作った、琵琶湖を掘ったなどと語られ、足跡とされる窪地や池が各地に残る。東京の「代田」の地名の由来ともいわれる。

  9. 奈良時代(記紀・風土記)
    妖怪 ★★★★★ 日本

    土蜘蛛

    つちぐも

    巨大な蜘蛛の姿の妖怪として知られる土蜘蛛。もとは古代の記紀や風土記で、朝廷に従わない土着の人々を指した呼び名だった。源頼光による土蜘蛛退治の伝説が有名。

  10. 奈良時代(記紀)
    神獣・幻獣 ★★★★★ 日本

    八咫烏

    やたがらす

    日本神話で、神武天皇を熊野から大和へと道案内したとされる大きな烏。三本足の姿で描かれ、熊野の神の使いとして敬われる。日本サッカー協会のシンボルとしても有名。

  11. 奈良時代(記紀)
    神獣・幻獣 ★★★★★ 日本

    ヤマタノオロチ

    やまたのおろち

    八つの頭と八つの尾を持つ巨大な大蛇。『古事記』『日本書紀』に描かれ、スサノオノミコトが酒で酔わせて退治し、尾から草薙剣が見つかった。出雲神話の代表的な怪物。

  12. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    天邪鬼

    あまのじゃく

    人の心を読み取り、わざと逆のことをしていたずらをする小鬼。仁王像や四天王像に踏まれている邪鬼とも結びつけられる。「ひねくれ者」を意味する言葉の由来でもある。

  13. 紀元後500〜800年ごろ(諸説あり)
    オーパーツ ★★★★★ コロンビア

    黄金スペースシャトル

    おうごんすぺーすしゃとる

    南米コロンビアの古代遺跡から見つかった、飛行機やスペースシャトルにそっくりな形の小さな黄金細工。翼や尾翼のような部分があることから、古代に飛行機があった証拠として話題になった。魚や鳥などの生き物をかたどった装飾品とする見方が有力。

  14. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    鬼

    おに

    頭に角を生やし、虎の皮の腰巻をつけた日本を代表する妖怪。節分の豆まきや桃太郎の昔話でおなじみ。姿は鬼門の方角「丑寅」に由来するといわれる。

  15. 古代中国〜
    神獣・幻獣 ★★★★★ 中国

    金烏

    きんう

    中国の神話で太陽の中にすむとされる三本足の烏。太陽そのものの象徴とされ、月の兎(玉兎)と対になる。「金烏玉兎」は太陽と月、転じて歳月を意味する。

  16. 古代中国〜
    神獣・幻獣 ★★★★★ 中国

    玄武

    げんぶ

    北の方角を守る四神の一つで、亀に蛇が巻きついた姿をした霊獣。季節は冬、五行は水をつかさどる。兵庫県の玄武洞は玄武に由来し、そこから「玄武岩」の名が生まれた。

  17. 紀元後300〜1500年ごろ(ディキス文化)
    オーパーツ ★★★★★ コスタリカ

    コスタリカの石球

    こすたりかのせっきゅう

    中米コスタリカの南部で見つかった、300個を超える石の球。小さいものは数cm、大きいものは直径2mを超え、重さは十数トンにもなる。紀元後300〜1500年ごろのディキス文化の人々が作ったとされ、2014年に世界遺産に登録された。

  18. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    木霊

    こだま

    古い樹木に宿るとされる精霊。山で声が反響する「こだま(山びこ)」は、木霊が答えている声だと考えられた。木霊の宿る木を切ると祟りがあるといわれる。

  19. 古代(日本書紀・風土記に記録)〜
    妖怪 ★★★★★ 日本(熊本県)

    不知火

    しらぬい

    九州の八代海や有明海に、旧暦8月1日ごろの夜、沖合に無数の火が横一列に並んで現れる怪火。古くは『日本書紀』にも記録がある。現在では、漁船の明かりが海と空気の温度差で屈折して見える蜃気楼の一種と考えられている。

  20. 古代中国〜
    神獣・幻獣 ★★★★★ 中国

    朱雀

    すざく

    南の方角を守る四神の一つで、赤い鳥の姿をした霊獣。季節は夏、五行は火をつかさどる。鳳凰と同じものとされることもあり、平安京の中心を貫く「朱雀大路」の名の由来となった。

  21. 古代中国〜
    神獣・幻獣 ★★★★★ 中国

    青龍

    せいりゅう

    東の方角を守る四神の一つで、青い龍の姿をした霊獣。季節は春、五行は木をつかさどる。高松塚古墳やキトラ古墳の壁画に描かれ、平安京の都づくりにも取り入れられた。

  22. 古代中国〜江戸時代
    神獣・幻獣 ★★★★★ 中国

    白沢

    はくたく

    中国の伝説の霊獣で、人の言葉を話し、世の中のあらゆる妖怪や災いについての知識を持つとされる。江戸時代の日本では、その絵が病や災いを防ぐお守りとして流行した。

  23. 古代ケルト(現代の形は19〜20世紀のアメリカ)
    怪異 ★★★★★ アイルランド・スコットランド(ケルト)

    ハロウィン

    はろうぃん

    10月31日に行われる祭り。古代ケルトの人々が夏の終わりに祝った「サウィン」が起源とされ、この夜は死者の霊や魔物がこの世に戻ってくると考えられた。かぼちゃのランタン、仮装、子どもがお菓子をもらって歩く風習は、主にアメリカで広まった。

  24. パルティア〜ササン朝時代(紀元前3世紀〜紀元後7世紀ごろ)
    オーパーツ ★★★★★ イラク

    バグダッド電池

    ばぐだっどでんち

    イラクの首都バグダッド近郊で見つかった、銅の筒と鉄の棒が入った古代の素焼きのつぼ。1938年に「古代の電池」説が発表され、再現実験で弱い電気が起きて有名になった。電線などは見つかっておらず、巻物入れなど別の用途とする説が有力。

  25. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    化け狸

    ばけだぬき

    人を化かしたり、物に化けたりする狸の妖怪。四国や佐渡には名のある大狸の伝説が数多く残る。昔話の「分福茶釜」や、腹鼓を打つ狸の話でも親しまれている。

  26. 古代中国〜
    神獣・幻獣 ★★★★★ 中国

    白虎

    びゃっこ

    西の方角を守る四神の一つで、白い虎の姿をした霊獣。季節は秋、五行は金をつかさどる。キトラ古墳の壁画に描かれ、幕末の会津藩の「白虎隊」の名前の由来にもなった。

  27. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    疫病神

    やくびょうがみ

    疫病(はやり病)をもたらすとされた神・妖怪。昔の人は病気の流行を疫病神のしわざと考え、祭りや行事で追い払った。迷惑な人を指す「疫病神」という言葉の由来でもある。

  28. 古代〜
    妖怪 ★★★★★ 日本

    妖狐

    ようこ

    人を化かしたり人に化けたりする狐の妖怪の総称。長く生きるほど尾が増え、力を増すといわれる。稲荷の使いとして敬われる善い狐と、人に取り憑く悪い狐の両方が語られてきた。

  29. 古代〜
    神獣・幻獣 ★★★★★ 中国

    龍

    りゅう

    水や雨をつかさどる、蛇のような長い体に角と鱗を持つ霊獣。中国から伝わり、日本では各地の湖や川、池の主として龍神信仰が広く根付いた。

  30. 古代(日本書紀)
    妖怪 ★★★★★ 日本

    両面宿儺

    りょうめんすくな

    一つの胴体に二つの顔と四本ずつの手足を持つとされる存在。『日本書紀』では朝廷に逆らう凶賊として討たれたが、飛騨地方では寺を開いた英雄として伝えられる。